ヨーシーについて

北海道旭川を拠点に、食品の自社ECを中心に支援しています。

食品ECの現場を経験してきた2名が、事業者側の視点で判断と実務を支えます。

私たちについて

食品ECの現場を経験してきた2名で運営しています。得意分野は異なりますが、案件ごとに情報を共有し、数字と現場の両方からECを見ています。

鈴木 洋一

鈴木 洋一(代表取締役)

外食チェーンの店長・エリアマネジャーとして現場の運営を経験後、インターネットの可能性に魅力を感じIT業界へ転身。当時社員3名のITベンチャー企業(現・東証プライム上場)でマーケティングの基礎を学ぶ。その後、自身でもECサイトを立ち上げて運営。その後、ECサイトの売却も経験しました。2008年からは北海道の食品会社で14年間、EC事業責任者として自社ECを運営。売上・利益管理、商品企画、販促、広告、仕入れ、在庫、受注・発送、商品撮影、ページ制作、システム、業務改善まで、EC事業全体に携わりました。役員として経営にも関わり、事業の成長と運営体制づくりを経験しています。

現在はヨーシーで、EC事業全体の設計、数値分析、広告・集客、計測、カート・システム、業務改善を中心に、必要に応じてページ制作、撮影、日々の運営実務まで幅広く担当しています。

上級ウェブ解析士、Google広告「検索広告」プロフェッショナル認定、AIを活用したパフォーマンス広告認定。

佐藤 まどか

佐藤 まどか

大学院卒業後、大手IT企業で基幹ネットワークの運用・営業を経験し、北海道へUターン。食品会社では11年間、商品バイヤー・EC事業部長として、商品開発、仕入れ、値決め、原価・在庫管理、梱包・発送、顧客対応、繁忙期の人員管理まで、食品ECの事業運営と現場実務を幅広く経験しました。年間500品以上の試食・検品を行い、商品を見る目と食品ECの現場感覚を培ってきました。

現在は、その経験を活かし、支援先の顧客対応や商品選定・値決めの相談、日々のEC運営のフォロー、商品ページの更新、商品撮影、SNS運用・運用代行などを担当しています。特に、食品をおいしく見せる写真撮影や、現場で無理なく続けられる運営支援を得意としています。

北海道フードマイスター、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食の6次産業化プロデューサー、ウェブ解析士。

代表・鈴木が自社EC運営で学んだこと

代表の鈴木は、北海道の食品会社で14年間、EC事業責任者として自社ECを運営してきました。最初から、うまくできていたわけではありません。

売上を追いすぎたり、競合を意識しすぎたり、お客様への配慮が足りずクレームをいただいたり。長くECを運営する中で何度も失敗し、そのたびに原因を考え、一つずつ改善してきました。

特別な方法があったわけではありません。数字を見て、お客様の声を聞き、できることを一つずつ直してきた。その積み重ねが、現在の支援につながっています。いまECに課題があっても、原因を整理すれば、まだ改善できることはあります。

売上の7割を占めたモールを、なぜやめたのか

食品会社のEC事業責任者時代には、売上の大半をショッピングモールが占めていました。モールの集客力や販促機能から多くを学ぶ一方、販売手数料や値引きなどを含めると利益が残りにくく、価格比較にも巻き込まれやすい。さらに、購入してくださったお客様との関係や運営ノウハウを、自社に蓄積しにくいことにも課題を感じていました。

そこで、モールから退店する方針を決め、十分に注力できていなかった自社ECへ少しずつリソースを移していきました。商品、販促、集客、サービスを改善しながら自社ECの売上を伸ばし、約5年後にはモールから完全に退店。自社ECへ100%注力する体制へ移行しました。

結果として、モールで失った売上を補うだけでなく、それを上回る売上規模と、その後も成長を続けられる自社ECの基盤をつくることができました。

他店がまぶしく見えた。不安の先で大切なことに気づく。

ECを運営していると、勢いよく売上を伸ばす店や、大きな広告を出して一気に注目を集める店が次々と現れます。私自身、そうした店がまぶしく見え、施策を真似したり、自分たちも同じようにやった方がいいのではないかと考えたりした時期がありました。

その後、自分たちのECが全国規模の表彰で準グランプリに選ばれるなど、外部から評価される経験もしました。うれしい出来事である一方、「ここから評価を下げられない」「もっと良く見せなければ」という気持ちも生まれ、周囲からどう見えるかを意識するあまり、本来の事業条件には合わない投資や施策を考えたこともあります。

けれど、他社でうまくいったことも、一度評価された自分たちのやり方も、それがそのまま次の正解になるとは限りません。セールで売上が伸びても利益が残らなかったり、価格競争に巻き込まれて商品価値を下げてしまったり。そうした経験を重ねる中で、少しずつ「周りの店を見るより、今いるお客様を見よう」と考えるようになりました。

それからは、新しい競合が現れても必要以上に振り回されず、商品を買ってくださった方をがっかりさせないこと、適正な利益を残すこと、商品価値を守ること、また買いたいと思ってもらうことを積み重ねてきました。派手ではありませんが、そうした改善の繰り返しが、長く自社ECを運営し、事業を成長させ続ける土台になったと振り返っています。

20年以上ECや商売の現場を見ていると、一時は大きな注目を集めていた店が、数年後には姿を消していることもあります。一方で、長く続いている店には、続いている理由があります。勢いよく攻めることや、チャンスをつかむことも大切です。ただ、周囲の成功や評価に引っ張られて、自分たちの商品とお客様を見失わないこと。その判断軸は、現在の支援でも大切にしています。

商品を売るだけでなく、背景と時間を届ける

白いとうもろこしの予約販売では、収穫のかなり前から注文を受けていました。ところが、注文後から収穫までほとんど情報を出していなかったため、「まだ届かない」「注文した覚えがない」といった問い合わせや厳しい声が多く寄せられました。

そこで翌年からは、実際に畑へ足を運び、生育状況や収穫までの様子を継続して伝えるようにしました。単に「発送までお待ちください」と案内するのではなく、いま畑で何が起きているのかを知ってもらい、収穫を一緒に待ってもらう。その結果、問い合わせやクレームは前年の5分の1まで減りました。

その後、有機栽培へ切り替えると、小ぶりなものや虫がついた商品が混じるようになり、「小さい」「虫がついていた」という声も出ました。ここでも商品の弱みを隠すのではなく、なぜ生産者がその栽培方法を選んだのか、商品の特性も含めて正直に伝えて販売しました。その結果、商品の背景への理解が深まり、こうしたクレームもなくなっていきました。

そして、その後さらに大きな試練が訪れます。台風の影響で収穫が難しくなり、約110件の注文をキャンセルせざるを得ない年がありました。長くお待ちいただいたにもかかわらず商品を届けられない状況でしたが、大きなクレームは一件もありませんでした。さらに翌年には、そのうち53名が再び注文してくださいました。

その背景には、雪解けの春先から畑の様子や生産者の想いを継続して伝えてきたことがあります。お客様は単なる購入者ではなく、とうもろこしの成長を一緒に見守り、作り手を応援してくださる存在になっていたのだと感じています。

それまで継続して畑の様子や生産者の想いを伝えてきたことで、お客様が単なる購入者ではなく、とうもろこしの成長を一緒に見守り、作り手を応援してくださる存在になっていたのだと思います。

この経験から、食品ECでは商品そのものだけでなく、その背景にいる人や地域、作り手の考え、収穫までの時間を伝えることも大切だと考えています。そうした積み重ねが、お客様との長い関係をつくり、リピーター、そしてファンへとつながっていきます。

この取り組みを詳しく見る|ウェブ解析士協会の事例記事

主な登壇・掲載実績

  • 2026|専門セミナーに登壇|EC・通販DXPO札幌’26
  • 2026|EC記事に取材協力・掲載|FISHERY JOURNAL Vol.05・Vol.06
  • 2025|『14年間の実務経験から学ぶ、自社EC成功のカギ』に登壇|ウェブ解析士協会 北海道・中部支部
  • 2023|『自社ECを軌道にのせるために大切なこと。』に登壇|ウェブ解析士協会
  • 2022|『おしえてECのこと!』に登壇|ウェブ解析士協会『支部長だヨ!全員集合!2022』
  • 2022|『自社EC運営のリアル ~14年間の自社EC店長を振り返って~』に登壇|ウェブ解析士協会 北海道支部
  • 2021|『モールから撤退、自力でEC』として事例掲載|日経MJ
  • 2021|ECのメルマガ配信事例を執筆|ウェブ解析士2021認定試験公式テキスト
  • 2019|『モール退店から5年。自社ECだけで売上を伸ばし続けられる理由』掲載|future shop E-Commerce Magazine
  • 2019|EC事業者の失敗と実践をテーマにパネラー登壇|ネットショップ担当者フォーラム & Web担当者Forumミーティング2019 in 札幌
  • 2017|『Evangelists of WACA 2017』受賞|ウェブ解析士協会

ミッション

いいものを未来へつなぐ。

会社情報

Youc(ヨーシー)という名前

「あなた(you)らしい商売(commerce)を支援したい。」という思いを込めて、Youc(ヨーシー)と名付けました。ECの手法や流行を押し付けるのではなく、その会社の商品や体制に合ったやり方を一緒につくるという考え方は、現在の支援にもつながっています。

会社概要

社名株式会社ヨーシー
設立2022年8月
代表者代表取締役 鈴木 洋一
所在地北海道旭川市永山8条5丁目2-12-201
TEL:0166-76-4196 FAX:0166-76-4745
資本金500万円
従業員数2名(役員含む)
事業内容食品自社ECの立ち上げ・リニューアル、EC運営パートナー、自社EC運用代行、Google広告運用、食品プロモーション、ECに関わる業務改善

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